夏の飲食店はサービスがいっぱい!メニューやイベントを楽しむポイント!

飲食店は季節を問わずさまざまなおいしい料理を食べさせてくれるお店ですが、夏場には他の季節にないようなサービスを展開していたり、夏季限定メニューを出すところも多いのをご存知でしょうか。
またお店によっては浴衣を着てお店に行くと割引になるところや、夜間に割引をするお店があるなど飲食店をお得に利用したい人にとってもおすすめの時期なんです。
今回は飲食店が魅力的なサービスを展開するのが夏場に多い理由や、効率的に楽しむためにおすすめのポイントなどをご紹介していきます。

夏に飲食店のサービスが多い理由

飲食店で夏にお得なサービスがあったり、魅力的なメニューがあると言われても「特に気にしたことがない」という人や、「なんで夏に?」と思う人も少なくないことでしょう。
ここからはどのような理由で飲食店側がお客に対してお得になるキャンペーンや、期間限定メニューを発売したりするのかを解説していきます。

8月は飲食店の売り上げが減少傾向にある

一般社団法人日本フードサービス協会で公開されているような飲食店の売り上げ傾向を示すデータや、ファーストフード店やカフェなどを除く一般的な飲食店の売り上げから見た場合、1年の中で7月と8月が他の月よりも売り上げが低くなることが多いのをご存知でしょうか。季節的に夏本番にあたるこの2カ月が他の月に比べて売り上げが低くなる理由としていくつかの理由が挙げられます。

1.会社の営業日が他の月と比較して減少しやすい

官公庁や大企業などを筆頭に、8月中旬のお盆時期は業務が休みになるところは少なくありません。
このため会社員がメインの顧客となっているお店の場合、会社の営業日が減るのですから売り上げが減少してしまうのは当たり前といえるでしょう。
これだけであれば7月に売り上げが減ってしまう理由にはなりませんが、お盆の期間に会社が休みになるからといって、会社全体の仕事量が減ってしまうかというともちろんそんなことはありません。休みになることが分かっているのですから、その分の仕事を前倒しにして対応しているケースは多くなり、そのためおのずと残業が増えたりするので、お昼休みや仕事帰りに外食するという機会も減って、飲食店の売り上げが落ち込んでしまうという流れになっています。

2.お盆の前後は出費を控える傾向が強い

ニュースなどでもよく取り上げられていますが、お盆の時期は田舎に帰省したり、海外旅行などに行く人も多くなります。
旅行などに行く場合はそれだけまとまったお金が出ていくことになり、その分を引いても日常生活や家計に影響が出ないように出費を抑える傾向が強くなります。
当然出費を抑えるとなると外食をしたり、会社での飲み会などに参加することも減りますから、飲食店からすれば客足が遠のいてしまうのは明らかですね。

しかし年末年始やゴールデンウィークもお盆と同じように下位者の営業日が少なくなったり、旅行に行く人が増えたりするものの78月のほうが飲食店の売り上げが減少傾向にあることを疑問に思う人も少なくはない事でしょう。
これについてもいくつか理由があり、まずひとつめとしてお盆は8月中旬が休みになるので、給料日が25日や月末の会社の場合、給料が入ってからまとまったお金が出ていくまで日数があることが挙げられます。
この他にも夏休みの関連で子どもが家にいることが多く、主婦だけでランチに行きづらくなってしまうことや、夏バテなどで食欲が落ちてしまうことから外食頻度が減ってしまうことが多い点も挙げられます。

夏休みで開放的になるニーズを狙う

上記では夏場の売り上げが減少する理由について触れましたが、飲食店側もただ手をこまねいているということはありません。
子どもたちが夏休みというタイミングだからこそ、子連れのファミリーをターゲットにしたメニューを出したり、学生やサラリーマンなどをターゲットにしたメニューを出すなど、期間限定のメニューを展開し、集客層の拡大をしているところが多いです。

お祭りなどのイベントがある

夏場は夜になると涼しくなりますし、お祭りや花火大会などのイベントに人が集まることも多くなる季節です。これらの会場に近い飲食店などではイベントに合わせた限定メニューを出したり、店頭にテーブルや屋台などを出して、普段は提供しないテイクアウトなどの限定サービスを行う店も少なくありません。

サービスを有効に使うポイント

飲食店が夏場に期間限定メニューを販売したり、お得に利用できるキャンペーンを展開する理由をご紹介してきましたが、こういったお店を効率よく利用するためには押さえておくべきポイントがいくつか存在しています。
ここからはどのようなポイントを押さえるべきかをご紹介していきます。

クーポンを調べる

夏限定のメニューやさまざまなキャンペーンを行っているお店は多い傾向にありますが、飲食店側はキャンペーンをやっていることを知ってもらわないと集客の増加につながらないので、クーポンを発行したり、ホームページやSNSで告知をすることが多いです。
そのため気になるお店があるときはホームページを見たり、アプリなどでチェックするなどお得な情報をチェックし忘れないようにしましょう。

限定メニューを楽しむ

夏季限定のメニューはそのお店の独自色が強く出やすいものです。その中でも一般的に夏に登場することが多い赤い色が特徴の辛いメニューはもちろん、開放感のある夏をイメージした色とりどりのフルーツを使ったようなカラフルなものだったり、近年注目を集めるチョコミントのような涼しげなものだったりすることが多いです。
見た目にもあざやかなのでインスタ映えもしやすいですし、味覚だけでなく視覚でも楽しむことができます。

浴衣割など特別割引を利用する

花火大会やお祭りなどに行くときに浴衣を着るという人は少なくありませんが、こういった浴衣の人をターゲットにした割引を居酒屋やビアガーデンなどをはじめとして行っているお店があることをご存知ですか?また一部の飲食店ではお馴染みの「ハッピーアワー」のような夜間の時間帯に関係する割引を行っているお店もあります。
こういったお店を利用できれば、普通にお店に入るよりもお得に利用することができるのでおすすめです。

ゆったり楽しむなら予約も有効

お得なキャンペーンをしているお店を利用しようと思っても、お盆の時期で何かと忙しかったり、行列ができていて利用するのをあきらめてしまった、というケースも少なくありません。
そんな時におすすめしたいのが飲食店の予約を取ることです。予約を取ることで行列ができていても関係なくお店に入ることができますし、なにかと忙しくて疲れてしまっている場合でも、おいしいものを食べながらゆっくりできるというメリットがあります。

都合が悪くなったら、キャンセル連絡しよう

飲食店を効率よく利用する方法として予約をすることがおすすめということを上記でご紹介しましたが、その上で注意しなければならないのがドタキャン問題です。「ノーショー」という呼び方もあり、社会問題になるほど大きなトラブルであり、厚生労働省がこのドタキャン問題におけるレポートを出したりしています。
急な体調不良や、天候の悪化による予定の狂いなどさまざまな要因はありますが、キャンセルになってしまう事が分かった時点ですぐにお店に連絡を入れるようにしましょう。連絡を入れ忘れてしまうと飲食店側はキャンセルになったことがわからず、結果として損失を出してしまう事へとつながってしまうため、無断キャンセルは当然NGです。

まとめ:サービスを活用して夏を楽しもう!

夏はどうしても外が暑いので出かけるのが億劫になったりすることが多いですが、飲食店はそれに伴う売上低下を避けるために限定メニューやお得なキャンペーンを打ち出すことが多いです。インスタ映えするメニューや夏バテに効くメニューなどこの時期ならではのメニューが楽しめたりするので、夏季限定のお得なサービスを打ち出している飲食店を利用してみてはいかがでしょうか。
もちろんお店を予約して利用するときはドタキャンを絶対にしないようにしましょう。