飲食店を利用したいから予約しよう!
ん?予約するとして、電話とネットとどっちがお得なんだろう…違いはあるのかな?と疑問に思ったことはありませんか。
今回は「電話とネット、どちらで予約するのがお得なのか」、それぞれのメリット・デメリットを具体的に説明しつつ比較していきます。
ご自分に合った予約方法を見つけてください。
目次
予約方法は容易なものを選ぼう!
ご自分が手軽に使える連絡手段はどれですか?
ネットのほうが気楽だという方もいれば、電話で直接お店の人と話して確認したほうが安心だという方もいらっしゃいますね。
お好みで選ぶのも一つの選び方です。どちらが手軽かで選びましょう。
…とは言え、「もしどちらかに大きなメリット・デメリットがあるならお得な方を使いたいな」と思うのが人情ですよね。そこで次の項からそれぞれの予約に見られるメリット・デメリットを解説してみます。
飲食店を電話予約するメリット
要望をスムーズに伝えられる
お店の方と直接リアルタイムでやりとりができる電話ですから、自分の要望をスムーズに伝えることができます。
「野菜が多めのメニューにして欲しい」「魚は苦手なので」といった細かな要望を伝えたい場合、電話ならリアルタイムでお店の方の返事が聞けます。もしこちらの要望が受け入れてもらえない場合でも、代替案を出すこともすぐにできますから、スムーズなやり取りができますよね。
予約が確実に取れる
お店からのレスポンスがリアルタイムに得られるので「予約が取れたかどうか」がすぐにその場でわかります。
また、もし希望の日時は他の予約で埋まってしまっていたとしても、すぐにお店から「〇日の△時ならお請けできますがいかがですか?」という提案をしてもらえるかもしれません。
これもリアルタイムでのやり取りの可能な電話予約ならではのメリットですね。
電話予約のデメリット
時間を選ばないと落ち着いたやり取りができない可能性
みなさんもご存知の通り、飲食店のスタッフさんは時間帯によって非常に忙しいですね。
目が回るような忙しさの中、予約の電話をしても、こちらの要望をゆっくり聞いてもらう、代替案を話し合うなどはちょっと厳しくなってしまいます。その結果、お互いに納得のいかない予約になってしまったのではとても残念な結果になってしまいますね。
対人・会話が苦手な人にとっては重荷に感じてしまうことも
筆者はこのタイプなのですが、電話に対して非常に緊張してしまうんです。
「とにかく日にちと時間帯と人数は言おう!あと参加者に魚が苦手な人がいるからそれも言わなきゃ!」などと妙に気合が入ってしまいます。
それでいて「申し訳ありません、そのご要望はお受け出来なくて…」と言われるとややパニックになってしまうんですよね…。そうなるともうダメです…こちらの思ったことを100%伝えられなくなってしまうんです。
こういったタイプの人は電話予約と言うこと自体が大きな重荷と感じてしまいます。
文書に残らないので行き違いが生じる可能性がある
そして電話というのは記録に残りません。もちろん録音すれば残りますが…飲食店の予約電話で音声を録音する人はあまりいません。ですので「言った、言わない」というトラブルが発生する可能性もあります。
お店側と予約の日時、人数などの行き違いがあったら、当日お店に行ったら席が無かった…なんてこともあり得ますね。
こういったことにならないよう、電話予約を行う場合は要点をしっかり確認しましょう。
飲食店をネット予約するメリット
では次に、飲食店をネット予約するメリットについて解説します。
手軽に時短で予約が可能です
電話予約する時のように、予約の連絡をする時間を選ぶ必要は全くありません。24時間いつでも予約をして問題ないでしょう。仕事などで日中時間が取れない人には非常に助かるシステムですね。
また、お店の予約システムの状況によりますが、「この日とこの日のこの時間は埋まっていて、ここは空席がある」などを一目で確認できる場合が多いですから、第一希望の日時に予約がとれなくても、すぐに別の日程を検討することができます。
電話なら「すいません、では他の参加者と相談してまた電話します」となるところを、ネットであればライン等で相談してから予約をとることが出来ます。
お得なコースやクーポンがわかりやすい
ネット予約は、その飲食店のホームぺージから予約する場合が多いと思うのですが、ホームページに様々なコース、現在行われているキャンペーン、割引クーポンなどが掲載されていることがあります。
電話でそれらをすべて口頭で説明されてもピンと来なくても、ホームぺージの画像を見れば「美味しそう!これ食べたいから予約したい!」と意見が一致する場合もあるでしょう。
割引クーポンも一般に電話予約ではお店側から「こういったクーポンもありますよ」と伝えてはもらえません。でもネット予約ならクーポンの有り無しに気づきやすいのでお得に予約できるかもしれません。
画面に予約受付の情報が表示されるので保存しやすい
ネット予約では「〇日△時、□名様で予約を承りました」というような画面が表示されるのが一般的です。
その内容を忘れないように、行き違いが無いように、予約番号が発行されることもありますし、画面そのもののスクリーンショットを撮影して保存すれば、いつでもスマホで確認がとれます。その画面を参加者全員に送付して確認してもらうこともできます。
ですから「当日店に行ったら席がない」というトラブルが発生しても、その原因はどこにあるのかが判明しやすいです。
ネット予約のデメリット
特別な要望を伝えにくい
「魚の苦手な人がいるので、それは避けてもらいたい」「エビのアレルギーの人がいるのでエビは使わないでください」と言った要望を伝えにくいのがネット予約のデメリットです。
リアルタイムのやり取りではないので、お店の人からのレスポンスも遅れてしまいがちです。
「エビを使わないことは了解しました。ではカニは大丈夫ですか?」といった相談なども飲食店側からあるかもしれません。それに対してもまたネットで返答を出し…といった状況に陥る可能性があります。
送信ミスはあり得ないことではない
予約した時点でのサーバーや回線の状態によっては、送信したつもりなのに情報が送れていなかった(=予約が完了していなかった)こともあり得ます。
また、ネット予約に慣れていない人の場合「〇日△時□名様で予約をお取りしてよろしいでしょうか?よろしければ下のOKボタンを押してください」という確認画面までたどり着くと安心してしまい「もう予約はとれた」と勘違いしてしまうこともあります。このような状況では予約が取れていないのに…というトラブルが発生するというわけです。
こういった状況を防ぐためには、必ず画面の文章をきちんと読み、予約が完了したか確認をするようにしてくださいね。
まとめ:サービス重視なら電話、コスト重視ならネット予約がオススメ!
慣れている方法、気軽に行える方法を使うのも大切ですが、他の角度から見ると
・きめ細かなサービスを求めるなら電話で予約
・コストを削減したい、利便性を求めるならネットで予約
というように分けることもできます。
ご自分のニーズと得意分野のバランスを取りつつ、良い予約が取れるように検討してみてください!