予約が取れないお店の予約方法!コツは情報チェックとコミュニケーション

お出掛け時や旅行のときなど予約なしで飲食店を利用しようと思ったら、混雑していて席が取れなかった、なんてことはよくあります。
また人気の高いお店なら予約すら入れにくいことも多いです。
「いつも混んでいて予約が取れない」と嘆いている人がいますが、実は普段からお店の状況をチェックすることで、お客さんが少ない・予約を取りやすい日時などを割り出すことができます。
今回は予約が取れない飲食店への、予約をするコツについて解説していきたいと思います

飲食店は、空席情報の確認が利用の近道

予約なしで飲食店に行くと、ランチやディナー時間はどこも混雑していて、席がない、待たされるといったことはよくあります。予約を受け付けていない店舗なら、仕方ないとあきらめてしまう人がほとんどでしょう。しかし人気のある飲食店では予約受付を行っていることが多いので、確実に人気のある飲食店を利用したいのならこまめに空席情報を確認することをおすすめします。 

店員さんとコミュニケーションをとるのはもちろん、アプリやSNSなどを使った空席情報収集を行うと、店舗によっては空席の多い時間帯を割り出すこともできるんです。「いつも予約が取れない」と嘆いているのならなおさら、普段から混雑や予約状況をチェックして、予約を取りやすい日時を把握しておきましょう! 

空席情報の収集方法

「飲食店の空席情報はどうやって集めるの?」と、疑問に思う人もいることでしょう。
普段から情報を集めるのが難しいと思っている人もいますが、実はお店のSNSアカウントを確認したり、空席状況を確認することのできるスマホアプリや口コミなどを利用することで、簡単に情報を集めることができます。
しかし「SNSだけ」「アプリだけ」など、どか一つだけだと複数店舗の情報が集まりにくいことも。SNSアプリ・口コミといったものを上手に併用して、飲食店の空席情報を集めましょう。

空席確認方法1:SNSを確認する

リアルタイムで一番早く飲食店の営業情報を手に入れることができるのは、TwitterやFacebookといったSNSです。飲食店によっては開店・閉店時間だけでなく、リアルタイムの混雑状況を配信しているので、お出かけ時などでもネット環境があれば、タブレットやスマホで簡単にチェックすることができます。
ドタキャンやノーショーの被害に遭ったお店が、当日Twitterで格安で飲食サービスを提供するといった情報をリアルタイムで流している、といったニュースを目にしたことがあるという人も多いでしょう。このように急な予約キャンセルの情報を流す店舗が増えているので、SNSを普段からこまめにチェックすると、いち早く情報をキャッチしやすいです。

ちなみに、ノーショーとは『無連絡キャンセル』のことです。現在、国を挙げて対策に取り掛かっています。

空席確認方法2:アプリの機能を活用する

スマホアプリの中には、飲食店の空席情報を調べることができるものがあるのを知っていますか?
知名度が高いのは若年層に利用者が多い、LINEの『LINE今すぐ予約』でしょう。そのほかにも国が作成したノーショーレポートを受けたことで、『Toreta now』や『Yahoo!予約 飲食店』といった、空席情報がわかりすぐに予約を入れることのできるお店がわかるアプリが登場しています

アプリからだとネット予約ではなく、アプリ経由で電話で予約することも可能なことが多いです。またクーポンやポイントが付く、といった特典のあるアプリもあります。しかしアプリによっては対応地域が限定されていたり、iPhoneのみ、Androidのみといった機種の制限を受けることもあります。利用する際は、自分の持っているスマホに対応しているか、サポート地域から外れていないかをチェックしておきましょう。

予約状況がわかるアプリをこちらの記事で紹介しています。良かったらご参照ください。

空席確認方法3家族や友人・職場の同僚など身近な人から話を聞く

自分が普段あまり行かないお店や、初めて知ったお店でも、家族や友人、職場の同僚など周囲の人で行ったことがある、よく行くという人がいるかもしれません。また実際に利用したことがなくても、通勤・通学途中でお店の前をよく通るような場合は、定休日や営業時間、込み具合などを把握していることが多いです。
さらに周囲の人が、他の人から聞いたというお店の口コミ情報なども入手できることも多いので、自分一人で集めるのではなく周囲に声かけして情報を集めると、お店の混雑状況や予約や混雑状況だけでなく、店員さんの対応なども把握しやすいです。

空席確認方法4ネットなどで口コミを調べてみる

食べログやホットペッパー、ぐるなびなどの予約サイトや、レジャーサイト、個人ブログやSNSなどを参考にするという方法もおすすめです。リアルタイムでの混雑状況や予約状況を知ることは難しいですが、普段のお店の混雑状況を知ることができます。またお店の料理についての評判も知ることができ、料理や店内の様子の画像をUPしてることも多いので、予約を入れようとしているお店のさまざまな情報を集めることが可能です。

予約困難店には電話予約も有効!

一般家庭や企業にインターネットが普及している現代では、飲食店やホテルなどの予約は、ネットを通じて行うことがほとんどという人もいることでしょう。インターネット初期時代はダイヤルアップ式でしたし、ひと昔前はADSLが主流で、回線がつながりにくいということも多かったですが、現在はWi-Fiや光回線が主流なのでネットは繋がりやすい環境ができあがっています。
でも予約受付開始時間直後などの場合、予約を申し込む時間帯が集中してしまって回線が混雑したり、予約ページのあるサーバーが落ちてしまうことがまれにあります。また自然災害などの事故により回線が遮断されているといった状況では、予約サイトや飲食店のHPにつながりにくい・繋がらなくなるというデメリットがあります。

しかしネットでの予約ができないからと、諦めてはいけません。ネット回線が混雑していて繋がりにくいときでも、電話だと繋がりやすいことが多いです。ネット回線が切断されたり、サーバーが落ちている場合なら、電話で直接店舗に予約連絡をしましょう。

予約にはコミュニケーションも重要

電話予約というと、会話が苦手という人だとちょとしり込みしてしまうかもしれません。また直接やり取りするのが面倒、という人もいることでしょう。
しかし必要な情報を記入してデータを送って終わりのネット予約とは違い、電話予約は繋がりやすいというだけでなく、きちんと店員さんとコミュニケーションを取ることで、接客がきちんとしているのかわかりますし、お店に対してのイメージを浮かべることができます。
普段からお店に通っていて店員さんと顔なじみになっていれば、予約を優先的に取ってもらえることもあるでしょう。

電話予約なら確認に時間がかからない

ネットでの予約は、こちらから希望日時や人数、予約者のデータを送って、折り返し先方から連絡が来ることがほとんど。お店側も常にPCの前に人がいるというわけではないので、折り返しの連絡をもらうまでに数時間かかることもあります。また予約時に問い合わせた回答に関しても、その場ですぐにもらうことができません。せっかく回答を待っていても、希望に沿ってもらうことができないのであれば、待っている時間が無駄になってしまいます。

電話予約なら、ほとんどの場合その場ですぐに回答をもらえるので、無駄な待ち時間が発生あせん。すぐに回答できる店長やマネージャーが、その場にいないかったときは折り返しになります。折り返し連絡になった場合は、きちんといつまでに連絡をくれるということを伝えてくれることが多いです。
2~3ヵ月先の予約の場合でも、しっかりとしたお店なら問い合わせ時の予約状況をすぐに教えてもらえることができ、万が一キャンセルや予約日時の変更連絡をした場合でも、対応が早いです。

このように、電話で店員さんとコミュニケーションを取りながら予約を入れたほうが、ネット予約よりもメリットが大きいと考えることができます。

区切りの良いタイミングを狙おう

ネットがダメでも電話なら繋がるといっても、ランチやディナー時間など混雑している時間帯は、お店の人が電話に出るのは難しいことが多いです。忘新年会、歓送迎会時期などといった繁忙期も、なかなか電話に出ることができないケースもあります
電話で予約を入れる場合は、出来るだけお店の開店前や開店直後・月のはじめころなどお店側の区切りがよいタイミングを狙ってかけると、電話がつながりやすいですし乱雑な対応をされることを避けることもできます。

雨などの悪天候日を狙うのも良い

これは当日予約や予約なしの来店、あらかじめその日の天気がはっきりとわかっているときに有効な方法です。

雨降りの日は多くの人が外出が億劫になってしまい、普段混雑がひどいお店でも空席待ちの列がいつもの半分以下だったり、空席があることも珍しくありません。
た北国なら冬の雪が多い日や極端に気温が低くなってしまった日なども、外出を避けやすいため空席が目立ったり、予約がキャンセルされることもよくあります。雪の場合は積雪量が多いと電車やバスなどといった交通機関がマヒしてしまうこともあるため、他の季節に比べて大雪の日はキャンセル率が高くなることが多いです。

このように雨の日や雪の日など悪天候の場合は、来店するお客さんが少ない傾向にあり予約キャンセルも出やすいのでお店に電話して予約や空席状況を確認してみましょう。

台風や暴風雨のときは注意!

悪天候の日はお客さんが少ないといっても、台風や暴風雨の場合は別です!
台風や暴風雨の日は交通機関がマヒする可能性を考る人が多く、必然的に予約キャンセル率が高くなりますし、外出を控える人が多いため空席も多くなります。
しかし台風が来ているときは、お店側も店員さんが安全に帰宅できるかどうか、また来店予定のお客さんの安全も考えて、お店を早じまいしていたり臨時休業していることもあるんです。

予約の電話ならまだしも、直接予約なしでお店に頑張って行って着いてみたら、店じまい直前だったり、臨時休業になっている、なんてことも珍しくありません。
そのため暴風雨や台風の日は予約の電話は繋がりやすいですが、状況次第で予約が入れやすい状況でもお店が早々に店じまいしたり、臨時休業になってしまう事があります。

直接お店を訪ねることの意義

お店の空席情報確認を、直接お店に行って聞くという方法もあります。実際にお店を利用するためではなく、「予約や空き状況の確認だけにお店に行くのは無駄なこと」と思う人は多いかもしれません。しかし『せっかく来店してくれたのだから』と、店主次第では予約を入れてもらうことがあります。また直接お店に行くことで、店内の雰囲気や空き状況、お客さんへの接客態度なども確認でき、電話予約のときと同じように質問や確認事項の回答をすぐにもらうことができます。
ネットで顔を合わせず、お店側とコミュニケーションを取らずに手軽に予約を済ませてもよいですが、直接店頭で店員さんとコミュニケーションを取りながら予約をお願いしてみるのもひとつの方法です。

直接来店の場合も時間帯などは考えて!

電話とは違い直接来店すると、店頭で店員さんと対面で話をすることになります。チェーン店のように店員さんが多い店舗でも、ランチやディナーの時間帯はお客さんが多く忙しいため、待たされることもあります。
また予約の対応を行うことで、飲食に来ている他のお客さんの対応が後になってしまい、間接的に他のお客さんへの迷惑になってしまうことも。そのため直接お店に来店して予約する場合は、開店直後の空いている時間に行くなど来店する時間帯を考えましょう。

メディアで取り上げられた直後は予約が取れないことが多い

全国放送されているテレビ番組や地元のラジオやテレビ番組、またレジャー系のサイトや飲食系のサイトでの特集など、話題になっている飲食店はメディアで大々的に取り上げられることもあります。メディアで取り上げられた直後は、興味本位でお店を訪れたり、遠方からわざわざ足を運んでくるお客さんが急増するため、お店の規模などにもよりますが予約を取ることが困難な状況になることが多いです。

このような場合は普段1週間前から予約を受け付けているお店でも、一ヵ月くらい前に一度予約状況をお店に問い合わせてみたほうがよいでしょう。また普段からお店の混雑状況や予約の空き状況も、自分で普段からこまめにチェックしてタイミングを逃さないようにしましょう。

まとめ:情報を収集して効率よく予約しよう

普段混雑がひどくて順番待ちになるのが当たり前のようなお店や、なかなか予約が取れないお店でも、普段の行動ひとつで予約が取りやすくなることもあります。

ネット環境が整っていたり、普段からよくネットを利用するという人なら、SNSや公式サイト・飲食店の予約アプリなどを利用して、情報を収集するのもよいでしょう。また雑誌や地元のタウン誌などに掲載されている情報から、飲食店の混雑状況や予約情報などを知ることもできます。そのほかにも、周囲の人から行ったときの状況や、予約のしやすさなどを聞くといったことをこまめに行っておくことで、予約を取りやすいタイミングをつかむことができます。

ネットでなかなか予約ができない場合は、電話や直接お店に行って予約するほうが、予約を入れやすいということもあります。しかしお店の忙しい時期や時間帯を避けないと、お店や他のお客さんの迷惑になることもあるので、電話や対面での予約・問い合わせは時間帯などに十分気を付けましょう。